個人情報を悪用されたら

個人情報の扱いがルーズな派遣先だったら…
派遣会社と派遣先の二つの会社と関係のある派遣社員の個人情報は、時に不正な利用をされることがあります。そのようなことが起きるのは、派遣先によって個人情報の取り扱いやコンプライアンス(法令遵守)に対する意識がまったく違っているためです。意識の低い派遣先に当たってしまうと、派遣会社から提供された派遣スタッフの個人情報が社員間でまわし読みされていたり、それによる二次被害を受けたという例もあるのです。
例えば、ある女性の派遣スタッフの例では、派遣先の社員間で履歴書のコピーが回覧されていたようで、悪質な男性社員から履歴書の内容についてプライベートな質問をされたり、自宅に電話がかかってきたりする被害に遭ったということです。
このような、業務に直接関係ない用途での個人情報の不正な扱いはあってはならないことです。また、派遣スタッフの個人情報については、派遣会社が厳重に管理する義務があります。これは労働者派遣法でも定められていることなので、派遣先での個人情報の不正利用が明らかになった場合は、派遣会社の担当者に改善の要求をすることになります。
改善と再発防止策の要求
個人情報の漏洩や不正利用が明らかになったら、まず派遣会社の担当者に連絡して、次のことを確認してもらいます。
・派遣先に提出した、もしくは漏洩した個人情報の内容と範囲など。
・個人情報が漏洩した場合は、その原因と経路。
この点を確認しておかないと、派遣会社が意図的に、慣習として個人情報を流していたのか、それとも派遣先の不正によって引き出されたのかがはっきりしません。ここがはっきりしないと、再発防止のための対策が講じられないどころか、派遣会社が話だけ聞いてうやむやにしてしまうこともあり得ます。
次に、派遣会社に漏洩した情報の回収を要請すると共に、今後どんな予防策を講じるのかを明確に示したもらいます。もちろん、その後具体的に行った予防策についても報告を求めます。
以上のような対応をするのが、最も適切です。もし、これらの要求に対して派遣会社の対応がいい加減だった場合は、労働局などに相談してください。個人情報の管理義務は、労働者派遣法で定められたものであるだけでなく、派遣会社が事業を行う際の条件の一つでもあります。これを軽視するような派遣会社では信用することができません。できるだけ早く他の派遣会社に移ることをおすすめします。
最新派遣の知略!>>


転職によるキャリアアップ
すぐ辞める原因は環境差別
はけんけんぽのメリット
正社員志向は前向きで
企業は経験者が欲しい
契約時に確認すべき点
派遣のバイト活用法
仕事探しは柔軟に
派遣の失業給付手続き
法律は守ってくれない
派遣で人脈開拓・活用
派遣の健康診断
派遣の使い方も様々
派遣会社との付き合い方
求められるヒューマン・スキル
IT資格の種別
資格は役に立つのか
産休・育休を拒否されたら
残業必要論
目的意識を明確に
求人はスクールのバロメータ
時給アップは可能か?
派遣の研修活用法
派遣=temporary worker?
個人情報を悪用されたら
確定申告のススメ
産休・育休の取り方
飲み会には出た方が良い?
横行する二重派遣と偽装請負
派遣の労働保険
有給休暇を取得するには
派遣の歴史
安請け合いは禁物
指揮命令のトラブル
仕事を断る時の注意点
交通費と税金の問題
時給額と交通費の関係
業務別の平均時給額
派遣登録時の注意事項
35歳定年説は本当か
脱「なんとなく派遣」
更新告知は30日前まで
派遣先のセクハラを許すな
派遣のサービス残業事情
早く仕事を紹介されるコツ
こんな担当営業マンは危険!
新卒派遣の落とし穴?
直接雇用の打診が来たら
派遣先での“いじめ”
サクラ広告?人材キープ?
あらゆる人材が求められている
登録は複数の派遣会社で
派遣社員の社会保険
特定行為が禁止なワケ
人間関係には割り切りが必要?